説明トルク計算機 ボルトのサイズや材質と強度区分の見分け方の説明です。
強度区分8.8、10.9のボルトのみ頭部に必要に応じて表示されます。
SUSの場合は磁石などで見分けられます。
六角ボルト [簡単な覚え方]
呼び名 スパナサイズ M6 10mm M8 13mm M10 17mm M12 19mm M16 24mm M20 30mm M22 32mm M24 36mm M27 41mm M30 46mm M36 55mm M42 65mm M50 75mm
呼び名×1.5=スパナサイズ
ボルトの上部に刻印されている数字の説明です。
例えば『4.8』と刻印されているサイズM20のボルトを例に説明します。
最初の数字『4』は引張強さを示します。
この場合は400Nになります。
引張強さとは400N/mm^2で破断するという事です。
『.』以下の数字はボルトの降伏点の割合を示します。
この場合は80%の320Nが降伏点です。
M20のボルトの断面積は、245mm^2なので強度区分4.8のボルトは
320 * 245 = 78400N(7996.8kgf)
このような値になります。
降伏点とは、ボルトに永久伸びが生じたり破断する恐れがある値です。JIS規格の刻印による見分け方
- 一般鋼
3.6 , 4.6 , 4.8 , 5.6 , 5.8 , 6.8
- 特殊鋼
8.8 , 9.8 , 10.9 , 12.9
最後にわからない事や要望等があれば匿名でもかまいませんので 問い合わせ へお願いします。