職人の道具箱

トルクちゃんの使い方


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説明
トルク計算機 ボルトのサイズや材質と強度区分の見分け方の説明です。

強度区分8.8、10.9のボルトのみ頭部に必要に応じて表示されます。
SUSの場合は磁石などで見分けられます。

六角ボルト
呼び名スパナサイズ
M610mm
M813mm
M1017mm
M1219mm
M1624mm
M2030mm
M2232mm
M2436mm
M2741mm
M3046mm
M3655mm
M4265mm
M5075mm
[簡単な覚え方]
呼び名×1.5=スパナサイズ

ボルトの上部に刻印されている数字の説明です。
例えば『4.8』と刻印されているサイズM20のボルトを例に説明します。
最初の数字『4』は引張強さを示します。
この場合は400Nになります。
引張強さとは400N/mm^2で破断するという事です。
『.』以下の数字はボルトの降伏点の割合を示します。
この場合は80%の320Nが降伏点です。
M20のボルトの断面積は、245mm^2なので強度区分4.8のボルトは
320 * 245 = 78400N(7996.8kgf)
このような値になります。
降伏点とは、ボルトに永久伸びが生じたり破断する恐れがある値です。

JIS規格の刻印による見分け方

  • 一般鋼

    3.6 , 4.6 , 4.8 , 5.6 , 5.8 , 6.8

  • 特殊鋼

    8.8 , 9.8 , 10.9 , 12.9


最後に
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